アラフィフおじさん、ファッションで若作り。キモいと言われないために

アラフィフを迎えた、妻・娘二人と生活をする中年のおじさん。娘から臭い汚いと言われないようファッション、体型、健康などあらゆる分野で日々努力する姿を紹介します。

石ノ森章太郎展に行ってきました②

皆さんこんにちは。

さて前回からの続きを…。

 

sutekinaojisan.hatenablog.com

 

 

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常設展で満喫したあと、企画展の展示会場に入りました。そこには石ノ森章太郎さんの世界が広がってました。ほんとに良かったです。

 

ジュンというキャラクター

石ノ森章太郎さんは自分の分身としてジュンというキャラクターを作り、自分の青春時代に感じた事などをジュンを通して表現しています。

 

面白いのは、セリフがあまり無いのですが、そこから発せられるメッセージを強く感じ取る事ができ、一瞬で石ノ森章太郎さんの世界に入ることが出来ます。

 

お姉さんを大切にしていた

石ノ森章太郎さんは、どうもお父さんから漫画の世界に入る事へ強く反対されていたようです。

しかしその中でお姉さんだけは、彼の描く漫画に対する唯一の理解者として大きな存在感を示していました。反対するお父さんを説得して、一緒にして上京までしてくれたとの事。

 

当然、ジュンのお姉さんキャラクターが登場するのですが、美しいというか、儚くてとても綺麗なキャラクターでした。

 

お姉さんの他界

その唯一の理解者であったお姉さんは生来病弱で、23歳の時に他界します。

上京した時には手塚治虫さんも住んでいた有名なトキワ荘に、石ノ森章太郎とお姉さんさんも転がり込んでいました。その中で彼女はマドンナ的存在だったようですね。

 

漫画の領域を超越していた

そのような大切な人との関係や死に直面した中、ジュンを通した漫画の世界は、他の漫画の域を超えており、芸術にも繋がるような印象を与えられました。

メッセージが無くても感慨深く、情緒あふれる作品として強く印象に残ったのです。

 

漫画出版数でギネス記録に

また皆さんにはあまり知られてないかも知れませんが、彼は漫画出版数で手塚治虫さんを抜き、ギネス記録を更新しました。

その数ある中の一部作品も展示会場で紹介されてましたよ。

ロボコンとか仮面ライダーさるとびエッちゃんなど、昔懐かしい表紙絵も有りました。

 

100円で缶バッチ作り

そして感動的な企画展を見た後は、100円で缶バッジ作りのイベントが。

私も恥ずかしながら作ってみました。

(私は左上のキカイダーです。色を塗っただけっす)

長女は自分で009のオリジナルキャラクターを描いて塗ってました(右下)。しかも今回の企画展で初めて見たキャラクターなのに。

恐ろしい…。

因みに右上が妻。左下が次女です。長女以外は色塗っただけ~。

 

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また、スタンプラリーも開催されおり、全てのスタンプを必死こいて集め、またまた缶バッチゲット。

 

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そして娘が石ノ森章太郎さんのファンに…

さて娘がやられてしまいましたよ…。石ノ森章太郎さんに。すっかりファンになってしまいました。キャラクターグッズを買い、さらには009中古本を全巻揃えてました。あわわ。

 

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まとめ

この企画展、姫路文学館と言うあまり知られていない施設で行うと言うことで、正直あまり期待してませんでした

しかし、石ノ森章太郎さんの才能を改めて垣間見ることができ、漫画としての質もそうですが、芸術として鑑賞することのできる本当に価値のある企画展でした。

なんせ娘を一瞬で虜にしてしまいましたし…。

 

またこの企画展、昨年になりますが石ノ森章太郎さんの出身県である宮城県の「石ノ森萬画館」でも行なっておりました。入場料800円なので、姫路文学館は安くてお得ですよ(JAF割引もあります!)。

 

なんと今週で終わってしまいますが、行ける方は皆是非見に行ってみてください!

一見の価値あると思います。